10月に新しい溶接機を導入しました。デジタル制御タイプなので低スパッタです。弊社としては高い買い物なのです。とはいえ、30年前研究室でY君がPC98でマシン語を書いて行っていたことが実現されているわけで、隔世の感があります。パワーTr.もIGBTらしく、これも隔世の感があります。
実際溶接してみると、1,2秒で制御に入いるようで、小電流でもポツポツと溶滴が静かに落ちていきます。なので、確かにスパッタも少ないです。スパッタが飛び散っても、小さいため簡単に取り去ることができます。従来機では、私のテクニックでは出来なかった多層盛溶接も容易に出来るようになりました。