6月25日朝6:30頃から10分間弱停電があった。
今となっては、中部電力webから公式情報は消えているみたい。
(私もそれぐらいあっさり記憶を消し去りたいものだ・・)
*うちのPCにはUPS電源がついており、正常動作したと思っていた・・・。
電源復旧しPCを立ち上げると販売管理ソフトのサーバーが立ち上がらない。
何度やってもだめだ。マザーは瞬間反応するものの、BIOSレベルで立ち上がらない。
電源がいかれたのかとおもい、電源を交換するが改善しない。
CPUかマザーがおかしいと推測。
うちのような零細企業でも、販売管理ソフトが1日でもないと、
見積、発注、売上もろもろ作業できない。
原因究明よりも、対処優先である。
面倒かつ苦痛だが、sambaサーバー予備機からマザーボードとCPUを丸ごと交換する。
とにかく、立ち上がった。仕事はできそうだ。
原因は、CPUかマザーのどちらかと、その時は思った。
CPUは生きているだろうと漠然と思っていた。
原因を特定しようとし、怪しいマザーに正常なCPUをのせてみる。起動しない。
正常なCPUを元のPCへ戻し起動すると起動しない。なぜだろう。
20分程考える。マザーが死んでいる。
そして、マザーで起動するとCPUも死んでしまうという結論に達した。
きっと、マザーのCPU電源周りがおかしくなっているのだろう。
(この結論を実証実験する経済的余裕は、ウチにはありません。)
結果、マザー1枚,CPU2個が停電のせいで失ったことになる。(約3万円の赤字)
UPS電源も、容量の大きく安いSoundHouse製を購入し導入した。
現在のところ、このUPSは正常動作している。これで、15分程度は持ちこたえるだろう。
*中部電力の停電情報を見ても、通常10分程度の停電なので、10分持ち堪えればOKと
判断した。
代替のマザーは、760GM-P34 (FX)
なにも考えずに安価という理由で購入した。
これで、一件落着と思いきや、そうではなかった。(涙・・)
一か八かで、今までのA880GZのマシンに取り付けて起動させてみる。
なぜか動く。
但し、ファイル転送速度が遅い10Mbyte/sec程度しか出ない。
これでは、遅くて仕事にならない。
新規にVine LINUXをインストールしても、どうもネットワーク認識でこけている様子。
Cent OSをインストールしても、X-window
は拝めるが、ネットワークでIPアドレスを変更すると
変更が効かず、OS自体が立ち上がらない。
調べると、世の中には760GM-P34
(FX)+Cent OSサーバーを販売しているショップもある。
本当は動くはずなんだが・・・。
毎日30分ほど取り組むが、既に1週間経過し、状況は変わらない。
ふと思い、LINUX ネットワーク ドライバ RTL8111Eで検索すると。
前例が見つかる。どうもLINUX本体が、RTL8111Eをうまく認識できないようで、
まだ改善されていないのかもしれない。
さらに探すと、RTL8111Eだから何の問題もないという方も居られた。
(結局、よくわからない)
http://d.hatena.ne.jp/metastable/20100117/1263737845
弊社の主力マザーボード A880GZ のネットワークドライバは、RTL8111Eなので、
うまく対応できる実例はある。
よくわからないものの、まとめると、RTL8111Eでは、一部認識できない場合があるという
ことだろう。(なんの進展もないのだが)
原因が確定できないのだが、
マザーボード:金額6,7000円のことでこれ以上時間と労力を使えないので、
新しいマザーを購入することにする。
但し、絶対うごきそうなマザーの選択が必要だ。
ASRock N68C-GS FX:NVIDIA GeForce 7025グラフィック, Realtek RTL8211CLが
間違いのない構成と判断しマザーを選択した。
だが、125Wに対応していない。AM3+マザーは種類が少なく枯れつつあり、他に選択肢はない。
125Wは何とかなるだろうという希望推測のもと、導入することとした。
125WのCPU FX-8350を認識してくれた。あとは、電源がもってくれることを祈ることとする。
Vine6.1は無事インストールできた。samba設定も終わりバックアップファイル転送を行ってみる。
速度が10Mbyte/sec程度で変わらない。なんでだろう?
考えると、これはファイル転送元がボトルネックの結論に達した。
思い返せば、windowsマシンからファイルコピーするときも転送速度が遅くなっていた。
気付く感覚がなく落ち込む。
とにかく、Hubを再起動し、LANケーブルを再度差込みしてみる。
速度が戻った。これにてすべて復旧完了となった。
ファイル転送速度が遅くなった事実を知っていても、それを生かす知恵がなかったことが
情けないことである。